日本ケアシステム協会全国大会の際実施した意見交換会、日開催の 16 月 6 年6令和(グループ討議)の闘技内容をまとめました。

検討課題は山積していますが、今後みんあで少しづつでも解決に向けて歩みを進めて行ければと考えます。

【第1班担い手確保】

まごころサービスは素敵なシステムだと様々な媒体でPRする。・新規に介護の仕事を希望する方に、まごころサービスのシステムのことを伝えるのが難しい。パンフレットの充実が必要。
・各種イベントや施設開設時の案内を活用して人材確保のチラシを配布する。
スキルアップすると仕事への取り組み方が変わる。
・機能訓練のための看護師確保について、回数や時間を少なくし、働きやすい時間帯で努められるよう工夫して人材確保を図る。・仕事をする、しないに関わらずまごころケアサービスの協力会員を増やしていく。
・ハローワーク、労働安定センター、シルバー人材センターへの声掛け(見える化)を工夫、おもしろく、楽しく。
・交通費、賃金、地域で異なるが工夫が必要。
・介護保険とまごころサービス(保険外サービス)を同じヘルパーさんが担っている場合、本人(ヘルパーさん、ご利用者)の希望をしっかり聞く必要がある。
・コロナで他職種の方との出会いが減少した。
・看護師不足、ヘルパーさん不足や高齢化が進んでいる。
会員からの口コミが多い。賃金に関心があり、近年上昇傾向にある最低賃金との関係。
・仕事をしたその日に賃金が必要な人がいて、結果としてその日にお支払いした事例がある。
高齢者、障がい者、学童、支援団体など地域のネットワークでつながりをもって話し合う。
・地域福祉ネットワーク会議に参加、NPOとしてできることから始める。

【第2班:まごころケアサービスの利用と事例】

・統合失調症のご利用者が遠方ヘタクシーを利用して出かけ、片道5~6000円のタクシー代にいつも1万円支払いされる。私としては月2回でタクシー代だけで4万も使うのでなんとかしてあげたい。昼食作りに行っているが、利用者さんがその食事を食べたか、食べていないのかがわからない。本人は認知機能が低下していて、食べたと言っているが心配。
・最低賃金との兼ね合いで、ヘルパーさんの時給を検討中。
・ヘルパーさんが高齢で次々と退職され後任者がいない。どうやって人材確保するか、悩んでいる。
・他の事業所と比べて利用料、ヘルパー賃金とも安いので、納得しているヘルパーさんだけが働いている状況。なかなか人員確保ができない。
・人員不足のため、利用者の要望に答えられないことがある。ヘルパーさんの高齢化で充分なサービスを提供できないことがある。
80歳になっても仕事はしたい!ので、求職の方法を考えてみる。
・介護保険の訪問介護が優先になってしまっていて、「まごころ」で緊急に対応しないといけない時に困っています。
・シルバー人材センターでは高齢の方でも働きたい人がいるので介護の世界で働いてもらうには?
・新しい職員を増す為には、魅力あ内容、料金設定があると違うのかも知れない。

【第3班:広報・報道活動】

・ウェブでの情報発信の促進インスタグラム、ホームページ、ウエブサイト、フェイスブックなど様々なツールを使って発信する。・紙ベースでの情報発信地域向けパンフレットの作成、会報年2回(夏、冬)
・地域推進会議(地域福祉・介護に関する会合)の活用(年2回)
・市の連絡会議の活用(3ヵ月に1回)
・ご利用者の口コミで、新しいご利用者を紹介してくれるケースは少なくない。介護職員の募集もご利用者に協力をお願いすることはできないか。
デイサービスのイベントの取材について、新聞社などに働きかけする。取材依頼のハードルは高い。
地域住民との交流、夏祭り秋祭りなど。
看板、チラシ配布、ご自宅訪問・会報「まごころ」をコミュニテイーセンターにおいてもらう。
・ケアマネージャー、ケアワーカーに「まごころサービス」の存在を知ってもらう。
・「まごころサービス」の存在は同業者には知られているようだ。魅力的なパンフレット、次々とページをクリックしたいと思わせるようなホームページを作成したい。何にしても宣伝媒体としての資料作りについて、イラストレーターというか、その道の専門家に依頼したいが料金が高い。

【第4班:まごころサービスの利用方法】

・お金のある人は利用できるが、ない人でも利用できる方法はないか。介護保険のサービス内容とまごこサービスのケア内容の違いを明確に、ご利用者に納得できるように説明するのが難しい。
生活保護の方が利用する時は毎回、ケア後に支払っていただく。
・チケット制の導入、(金額はそれぞれ)前もってチケットを購入していただき、利用時に使用していただく。
会員でなくてもまごころサービス利用できるシステム。

【第5班:サービスの質と管理の方法】

・質を高めるためのモデルになるような研修用のビデオなどがあれば、紹介してほしい、各センターで共有していく。
日々の活動のなかで様々な困難な事例があるが、解決に向けてヘルパーたちの話し合いの時間を設ける。また、困難ケースの解決事例などを参考例として紹介する。サービスの質を高めるとともに、サービスの内容も過剰とならず、また過小とならないよう、正しく標準化していくための研修が必要。
・ご利用者が希望する時間帯に依頼が集中するのでヘルパーの手配に苦労する。また、土・日・祝日の依頼があった場合の対応はどうしているのか?
・毎日、同じような時間に訪問サービスを提供していると、ヘルパーと利用者間でリズムができ、安心感がでてくる。
・一軒の利用者宅に5カ所ぐらいの介護事業所がサービスを提供しているケースがある。
・ヘルパーさんの訪問介護の時間と重ならないよう、ダブルワーク先のデイサービスの勤務日などを調整していただくなどして対応している。
経験豊かな高齢のヘルパーさんは、利用者さんの気持ちがよく理解でき、ポイントをおさえてゆっくりと話し合い、良い点もたくさんある。また、利用者さんも、上手にヘルパーさんを使いわけてきている。
・ケアマネージャーの更新研修で、介護保険にたよらずに社会資源にたよりなさい、との内容があった。しかし、自治会の集まりや認知症カフェなど催し物の案内があっても、高齢者は1人では参加できない、また、参加しない人が多いのが実態。
・他の事業所と連携し、まごころサービスでご利用者をデイサービスへ送り出しまでを担当しているケースがある。一方、ほぼまごこ
サービス内で、身体的なサービスまで担当しているケースもある。調整や管理がむずかしい。・毎日サービスに伺っているヘルパーさんが、少しお休みをさせて頂きたいと言ったら、ご利用者さんが協力するから、継続して来てほしいと言ってくれた。
日々の送迎サービスの際、より安全な経路、道路選びに気をつけている。1人の利用者に対して2人体制でいけるようにと心がけている。・ご利用者より訪問しているヘルパーさんの方が高齢のケースも多い。
まごころサービスは、他の組織が行っている自費サービスに比べてとても安いです。
質をおとさないように管理をするケアマネの力量が大事にはなってきている。
・地域活動(地域のイベントや催し
物)のチラシが配られているが、一人での参加が難しい方へ「まごころサービス」としてヘルパーが付き添ってあげたらいいのではと思う。

【第6班:利用者と主な支援者との関係】

・2人の息子さんが県外にいるが、絶縁状態。ご利用者が体調をくずし、誰に連絡するか困ったが、最終的に県外の長男に電話し、緊急の状態を伝え了解を得た。
・サービス付き高齢者住宅に入居中の利用者で、子供(娘)は県外にいて、時々連絡をとっているが今後のことが心配。子供(娘)は本人の好きなようにしたらよい、というが、家のこととか考えると心配で眠れない。だれか相談できる人がいればと思う。
・息子の嫁と実の娘の中が悪く、結局、ご本人は施設に入った。・夫婦二人暮らしで子供がいない、この先、夫が死亡の際、身元保証人がいないので困る。弟が一人いるが折り合いが悪くあてにできず、甥や姪も頼りにならない。自分が死んでも骨を拾ってくれる人がいないと悩んでいる女性がいる。

・本人と家族の意見が違う、本音を言うと家族に迷惑がかかると、遠慮して本音を言わない。誰にどうしてほしいか、日付を入れてメモを残しておく。
・早めに自分が将来どうしてほしい決断して誰かに伝える。
・身元保証人、後見人について考える。

【第7班:デイサービスのケアの実を目指して】

・野菜の菜園。草ぬき。単純作業。全体40~50%。
・家事援助(野菜の皮むき、調理の手伝い・盛り付け)。
・その人が若い時にしていた作業や得意としていた勉強の科目、教科家族や本人から聞き出し、個別のレクをするなどして、その人の集中できることをさがす。
・同じ事を何度も言ったり聞いたりすることに対し何度でも対応して答える。不穏になったりするので、話を変えたり気をそらす様に利用者さんの話を聞く。
・否定をしないように気をつける。お話を聞いたり、見守りをしている。
・レク人気トランプ(ババ抜いてババ抜き)。コーヒーを飲みながら職員も入って話しをする。笑いヨガ(3回)。テレビ体操。ボランティア(週2回)5歳ピアノ演奏。
・利用者さんの要望を聞き出す。買物他外出はダメ。レクとして外出はOK。
同じことを何度も言うので初めて聞いた感じで聞いている。その人が安心できる言葉をかけるようにしている(考え中)。
・反射?はかなり残る機能なので、ボール投げなどは反応がある。
・メモ用紙を作ってもらう。ゴミ箱を折ってもらう。家族の名前を聞くなど家族の話を聞く。
・認知症の場合は、大きい声を出さない。初期は情緒不安あるので優しく1人1人で。
・1人1人の利用者の話を傾聴しながら、その利用者の出来る事をしてもらうケアをしている。全体の~50%
・認知症の方も一緒に対応している。機能訓練や歌、レク等も全て同対応をしている。一日の流れを作っているので、上手くトイレ誘導や仮眠時の声がけをしていく。運動をしてもらう。レッグプレスなど運動器具を使い運動に抵抗のない方に使用してもらい有酸素運動をする。
午前ボール、ゴム他体操。午後脳トレプリント他。
・今日は何をするとかは決めていない。その時々利用者さんの状態を見て決める。みんなと一緒にする事が難しく個別でする事がある。ゲームをやめるとスタッフが新しい事を模索しなくなっている。けがをして、リハビリとして歩かないといけないのは大丈夫。歩い悩んでする買物は認知症にはいい。目的がある事がいい。買い物に行った時間を省く。買い物に行く人と行かない人への対応。移動スーパーに来てもらう。かまぼこ屋さんツアー。
・トランプ他、楽しそうにしている様に見えるが、実は周りにあわせ無理しているかもしれない。
・家の修理をしてほしい。お風呂はいいから将棋がしたい。利用者さんの趣味をききだして、それをする。利用者さん同士で話をしているのを聞いて知る。

【第8班:まごころサービスと居宅介護支援との連携】

・ご利用者9歳デイサービスに毎日行かれ、買物支援の時ヘルパーが来る事を楽しみにしてくれています。
・駐車場がないので近くの駐車場に入れて、荷物3個位をキャスターで運んでいましたが、ご本人とケアマネさんで話をして駐車代金を出してくれることとなりました。まごころサービスは心強い面もあるが、費用がかさむと勧めて良いか悩んでしまう。
・介護保険では出来ないサービスを要求され、まごころサービスを紹介し、入会金が必要とのことを話すと断られた。
お布きんが汚れているので、再々買い替えるよう言っても替えて下さらない。包丁の切れ味が悪く調理がしにくい。
・独居のご利用者、ヘルパーが訪問するが、認知機能が低下していて家にいないことが多い。
・認知症で1人暮らしの方、家族との連絡がとりにくいので相談事があるときには本当に困っている。
・話を長くされるため、訪問サービスの作業が時間オーバーになる。
・その利用者に必要なサービスだが、家族が受け入れを拒否する。
・ご利用者に言われた事をしたのに、帰る時機嫌が悪かった、理由が分からない。
・訪問サービス後、帰りに綺麗になったと喜んでくれます。駐車場がない場合、駐車料金はどう負担するのか。
・庭の草抜きをお願いされるが、介護保険ではできない旨の説明をする。
・利用者の方のお宅に訪問した時、お家の中で倒れていました。お家には鍵がかかり、返事が返ってきません。以前にスペアキーをある所に磁石でくっつけていたので、 中に入る事でき助かりました。 ・ケア中によく話しかけられますが、 作業しながらなので、あまり聴き 取れない時があります。
主治医が意見書をなかなか書いて 下さらなく、認定結果の出るのが 遅くなる。
・一人暮らしの認知症の方ですが、 必要なサービスですが、 まごころ ケアサービスの利用はお金がかか と拒否されます。
・サービスの訪問先は道が狭く車が 入らないので、離れたスーパーへ 車をおいて歩いている。 夏・冬は つらい。
家族が報告を詳細に求めてくるの で、対応が大変。
・ヘルパーさんの仕事がていねいな 方(てきぱきと、手順よく)とそ うでない方がいる。
・入会金5000円の話をすると、 利用を断られた。
・書類作成に追われる。 担当者会議、 計画書作成、モニタリング、 支援 経過など。
利用者の家族に対する関わり方。 家族が思っていることと、ケアマ ネが望んでいることが違う。
・利用者と家族の関係が良くない場 合、何か相談事が生じた時、 連絡 がとれないので物事が進まない。 ・ケアマネージャーとしてあまり経 済状況の良くない方へ、 自費サー ビスの利用を勧めるのは難しい。
・疾患の重さを家族が認識していな い場合があり、事故につながらな いか心配。

【第9班 移送サービス、 配食その まごころサービスの可能性】

・ヘルパーさんたちに、しっかり手 当や給料を支給したいが。
・独居の方でお弁当を持ち帰る方が いるが、自宅での管理方法が気に なる。
・どうしてまごころサービスは拡が らないのか。
・移送サービス等様々なサービスを
始めたいとは思うが、認可のため の書類の手続きが複雑。 また、 ス タッフ不足が課題。
・まごころ料金の適正額はどの程度 か。他の自費サービスは結構な値 段でサービスしている。 派遣ヘル パー2000円、介護保険1割負 3600円。
・配食サービス、 惣菜持ち帰りサー ビス等、ニーズは増えている。
・ニーズに応えられる様な体制・環 境づくりが困難。 特に、ヘルパー の確保が難しい。
・働き方改革の影響なのか、タクシー を頼んでもすぐに来てくれない。 移送サービスのニーズは高まって いる。
・他の事業所の見学をさせてもらえ ないか。
・ガソリン代をはじめ値上げが続い ていて、ランニングコストの創出 に苦労している。 そんなに利益を 出したいとは思っていないが、せ めて人件費を含め、折り合いがつ く程度の経営状態に持っていきた い。

【第10班 会計経理、助成制度、処 遇改善、その他事務手続き】

・訪問介護サービスのスケジュールと重なり、移送サービスをする時間が確保できない。
国へ要望したい、介護報酬を上げて欲しい処遇改善の手続きは複雑で分かりにくい、もっと簡素化してほしい。
処遇改善制度をはじめ、国の制度は複雑すぎる。訪問介護部門の声が国に届いていないのでは。
・介護の基本がわかっていないのに次々と制度が変わっていて、ついていくのが大変。
処遇改善加算を算定すれば、ヘルパーさんの報酬は上がるが、一方で利用者の負担増にもつながることも考えておく必要があると思う。基本単価が下がって処遇改善分を上げるやり方では事務所の経費がでないので困る。
・新加算になり分配方法についてまだどうなるか不安。現場で動いている職員の為に何か助成金の取得をしたい。
・訪問介護報酬を上げて、処遇改善手当を無くしましょう。
・訪問介護報酬の単価に処遇改善額を含んだ単位数にして欲しい。
・処遇改善加算の算定のしかた、務処理のむずかしさを何とかしてほしい。
全国の様々な公益財団からの助成制度がウェブサービスなどで公表されているので調べてみる価値はある。
・デイサービスの送迎の車や車椅子対応の福祉車両や小規模のものでは子供食堂用の食材費、などの助成もある。
助成制度の申請に当たっては、過去に助成を頂いた団体の担当者などに教えを請い、書類作成について情報を頂くのがお勧めと聞いている。
子供食堂などの応援団体としては大手食品メーカーやコンビニエンスストアなどの助成制度がある。


#2024年秋号