全国大会2日目の6月17日から18日昼までの行程で、 香川県内の名所 旧跡を巡る小旅行を実施し27名の方 が参加しました。
【6月17日】
栗林公園→中野うどん 学校(うどん作り体験) →四国 水族館入浜式塩田→瀬戸大橋 記念公園→総本山善通寺参拝
【6月1 8日】
金比羅宮参拝
6月17日午前8時、会場のホテルパールガーデンロビー前に集合し、バスガイドさんの案内でバスに乗り栗林公園へ向かいました。栗林公園の原型は寛永年間(1630年代)に讃岐国領主、生駒高俊公により作られました。その後、初代髙松藩主松平頼重公(水戸光圀公の兄君)に引継がれ、歴代の藩主が修築を重ね、明治維新まで松平家11代の下屋敷「栗林荘」として使用されました。
明治4年、高松藩から新政府の所有となり明治8年に県立公園「栗林公園」と名称変更して一般公開され、昭和28年には文化財保護法による「特別名勝」に指定され今日に至っています。
黒松を中心に、手入れの行き届いた庭園内を3グループに分かれ、ボランティアガイドさんにご案内頂き園内を散策しました。
次は、中野うどん学校での「うどん作り体験」です。讃岐うどんの歴史は、讃岐が生んだ弘法大師空海さんが中国・唐の時代に修行のため長安へ渡り、帰国の際に技術を持ち帰ったのが始まりと言われています。うどん県と命名するほど香川県でうどん作りが盛んになったのは、雨の少ない瀬戸内式気候のため、小麦栽培や製塩業が盛んであったこと、またうどんの出汁をとる品質のよい「いりこ」や小豆島での醤油産業の存在があげられています。
白いエプロンや麺棒などが配られ、先生の指導のもと小麦粉をこね、足で踏み、生地を麺棒で延ばして細く切る、一連の作業を体験しました。
最後に卒業証書を受領し、各自作ったうどんを昼食としていただきました。
続いて、四国水族館を訪れました。生き物にとって負担の少ない、居心地の良い環境整備や飼育をモットーに、情熱と愛情をもって取り組んでいるとのこと、見事なイルカショーやかわいいペンギンの姿が印象的でした。
水族館の隣にある、復元された「入浜式塩田」を見学しました。入浜式塩田は潮の干満差を利用して海水を自動的に塩田へ導入する方法で、瀬戸内地域で古くから遠浅の海浜で行われてきた製塩方法です。塩田の高さを干満差の中間の高さとしてその周りに溝をめぐらすことで満潮時に海水を塩田内に導入して濃縮し、千潮時に雨水などを排水するという正に自然の力を利用した省エネ構造になっています。先人の大いなる知恵に感心しました。
バスで10分ほど走ると、瀬戸大橋記念公園に到着です。瀬戸大橋は、岡山・香川両県を結ぶ10橋の総称で全長12300m幅35mあり、昭和33年に着工、6年の竣工まで9年6ヶ月の歳月と、1兆1338億円の工事費をもって完成しました。鉄道道路併用橋としては世界最長とのことです。
明治22年、大久保諶之丞(おおくぼじんのじょう)という香川県議会議員が提唱し、昭和33年の国鉄宇高連絡船、紫雲丸事故で修学旅行生など168名の尊い命が奪われるなどの海難事故を経験した四国4県の県民にとって長年の悲願が実現したのです。
続いて、真言宗善通寺派の総本山、四国霊場第15番札所総本山善通寺を参拝しました。善通寺は、弘法大師空海誕生の地として有名で、京都の東寺、和歌山の高野山金剛峯寺とともに弘法大師三大霊跡のひとつと言われています。副住職様にご案内いただき興味深いお話を伺いました。1日の盛りだくさんの行程はここまでで、翌日参加の方は「大江戸温泉ホテルレオマの森」にて宿泊、温泉で一日の疲れを癒しました。
翌18日、早朝からの雨模様を心配しましたが、金刀比羅到着時には雨も上がりました。「こんぴらさん」で親しまれる金刀比羅宮へ参拝しました。御本宮は琴平山、別名「像頭山」(ゾウの頭に似ている)の中腹にあるので785段の石段を登らなければなりません。さらに奥社まで行くには計1368段になります。金刀比羅宮は海の神様で大物主神(おおものぬしのかみ)をお祭りしていて全国の金刀比羅神社の総本宮で各地から参拝者が絶えません。
古くから栄えた金刀比羅の街には、天保6年(1835)に建てられた日本最古の芝居小屋で国の重要文化財である「旧金比羅大芝居(金丸座)」があり、江戸時代の情緒を今に伝えていて、毎年春には人気の歌舞伎役者が勢ぞろいして大芝居が行われています。
健脚の方々は本宮まで、その他の方はお参りされる方にお札の購入をお願いし、金丸座や土産物売り場を散策して楽しみました。お昼までにすべての行程終え、皆様名残を惜しみつつ、来年の再会を約束してJR坂出駅高松空港から帰路につきました。
