みなさま、お変わりなく、お元気でお過ごしでしょうか

みなさま、お変わりなく、お元気でお過ごしでしょうか、今年も桜の開花を見ることができ、報道される悲しい出来事から少し癒された気持ちになります。この度の地震で被災された北陸のみなさまへは、心よりお見舞い申し上げます。日も早く安心な日常が戻ってきますよう願っております。
能登半島の地震当時の状況や行動判断、その後の避難生活のこと、他人事でなく自身の地域で明日起こるかもしれない地震に備えて行動することを学ぶべきと思います。今回の地震で耐えられた建物は、耐震構造よりも免震構造の建物でした、但しその掛かる費用は耐震構造よりはるかに高額ですが、ほぼ無傷でした、避難場所や重要インフラ施設は、免震構造にする方が有効であることがわかりました。被災後の生活でみなさんが口にしたのが「水」の重要性です。食事、排せつ、衛生管理で水の大切さが、あらためて認識されました、東日本大震災の時もそうですが、今回の地震でも津波が発生しました、珠洲市では地震発生から到達まで約1分と、逃げる時間もありま
せん、各自治体で発表している津波洪水避難支援マップを確認して、即時避難の行動がとれるよう日頃から訓練することが大事だと思いました。高齢者、幼児、ハンディキャップのある方は、避難時の支援が特に必要です。非常時に関係者は、命を守る体制や役割分担が即応できるかを確認しておく必要があると思いました。

冬号では、讃岐うどんについて紹介しました

冬号では、讃岐うどんについて紹介しました、今回は四国の他3県の県民性や特徴についてお話ししたいと思います。昔のことわざに「讃岐男に阿波女、伊予の学者に、土佐の高知は鬼侍」と言うのがあります。香川の男性は勤勉で、働き者の徳島の女性と一緒になると相性が良い、愛媛の人はインテリで頭がよく、高知の人は気性が荒く、鬼のように酒を飲むという特徴を揶揄した言葉です。今となっては、血液型占いと同様、そんな気がする程度で高知の酒豪伝説以外は、現代の県民性に当てはまっているかは?ですね。また、「四国の人が1万円を拾ったらどうするか」という小ばなしがあります。徳島の人は、全部貯金をする、香川の人は5千円で飲みに行き、残りの5千円を貯金する、愛媛の人は、1万円を全部使って飲みに行き、高知の人は拾った1万円に、自分のI万円を足して2万円で飲みに行く、この小咄も当たらずも遠からずですね。(※拾ったお金は交番に届けましょうね)

【徳島県について】

太平洋と瀬戸内海の2つの海に接して、性格は、慎重で保守的、古くから大阪などとの交流が盛んだったことで阿波商人は関西人以上に商売上手と言われます。経済や放送局が関西圏に属するため、なまりは、関西弁に近いです。「阿波言葉は京流れ」と言って、京都弁がかなり入っているよう聞こえます。「へらこい」という方言があり、ずる賢い、ケチ、打算的、抜け目がないといった性格を表す言葉があります「おまえ、へらこいでないかい!」と言われたら少し悪口が入っています。江戸時代に遠く尾張の国から蜂須賀小六というお殿様がやって来て、質素倹約を300年近くも強制し、そのはけ口で「阿波踊り」が始まったという説があります。ガソリン価格は、全国で一番安く、夕方のローカルニュースでよく報道されます。最近の統計でも貯蓄率は、全国上位で倹約の人が多いイメージがあります。女性社長の割合も上位で働き者の女性が多いように感じます。土木建築工事など男性の多い職場でも、普通に女性が活躍しているのをよく見かけます。暴れ川と言われた一級河川の「吉「野川」をはじめ多くの川が市内中心部を東西に流れており、橋をいちいち渡らなければ南北移動ができないので、橋の手前からどの道も早朝から大渋滞です、土手沿いの道路は、信号が少ないので幹線並みに通行量が多いです。ガードレールも無く、走っていて、よく川に落ちないなあと感心します。徳島市に隣接して「小「松島市」がありますが「こまつじま」と発音すると速攻で訂正されます。茨城県をイバラキと言い直しされるのと同じです。天気予報を含め香川、兵庫、大阪、和歌山のニュースは流れますが、同じ四国の高知、愛媛も隣接しているにもかかわらず全く話題に出ません。有名な「阿波おどりまつり」ですが例年決まって8月22日~15日の4日間行われます。(高知よさこい祭りは、8月9日~12日)映像でよく見られるのはJR徳島駅南側の本踊り会場の踊りですが、実際は日程を別にして徳島県内全域で開催していますので、そちらの踊りを見に行くのもおすすめです。また埼玉の南越谷阿波踊りや東京杉並区高円寺の阿波踊りも有名です。徳島在住の人に観光にどこかおすすめの場所がありますかとたずねたら、ほぼみんな「徳島ねぇ、なんもないなぁ」と答えます。週末は、イオン徳島かゆめタウン徳島などの大型スーパーがにぎわっていて家族連れは「くるくるなると」という最近できた道の駅や無料の公園が流行っています。とくしま動物園やあすたむらんど徳島という子供向け施設もありますが、老朽化して来場者は少なめです。カップルなどはドライブで、淡路島、関西方面、香川に行く人も多いです。

【愛媛県について】

愛媛県は、四国の中でも瀬戸内海に沿って横方向に長い県なので地図を見て右から新居浜、西条、今治の「東予」、松山がある「中予」、大洲、宇和島方面の「南予」と大きく3つに分かれ、三通りの県民性があるといわれています。東予は挑戦的、中予は保守的、南予は豪快と言われています。愛媛県は、愛知県とよく間違えられたり、他県民では、愛媛の「媛」の漢字を書けない人が多いとか、有名なものは、みかんと道後温泉と友近しかいないとか言われ散々ですが、たぶん合っています。愛媛のあるあるで、蛇口からみかんのポンジュースが出るとか、みかんのゆるキャラの名前が「みきゃんちゃん」だったりとか通学自転車はブリジス「トンの「ロココ」一択だとか(自転車のデザインはどこか欧風のハイカラな曲線美の自転車です、余談です徳島の高校生の自転車のハンドルは、ほぼ一文字形でスポーツタイプです、朝の通学は、多くの高校生は前傾姿勢で、かっこいいです)どの県でもあるような特有の文化があり愛媛県出身者との会話のきっかけにしたら楽しいかと思います。松山が生んだ俳人正岡子規にちなんで、商店街や観光スポットに俳句を詠むポストがあったり、俳句の授業があったり俳句甲子園の決勝会場であったりと句会が盛んです。松山城に登るリフトの足元にある落下防止のネットに入賞した俳句が大きく書かれた幕があり、リフトに乗っている道中にいろいろな作品を見ることができます。一例ですが(一年生の娘の置手紙)「今日は朝食べない、コイをしているから」「君の好きな所は一人にしてくれるのに、ひとりぼっちにはしない所」「鈍行で行け、周りが良く見える」「母さん、自分をたまには褒めてください。もう十分合格点です。」「おふくろと出掛ける時は、おふくろの歩幅で歩く」「息子よ!アンタのファーストキスは、母ちゃんと済んどんよ」「想いはきっと、Wi-Fiよりも飛び交っている。」「今年も密柑は甘いよ父の電話は帰っておいでの合図」「じいちゃんの教えは守るばあちゃんの想いは「つなぐ」心がホッとする俳句を見にぜひお越しください。また南予の大洲から宇和島では、東北の岩手県、宮城県で行われている「芋煮会」によく似た「いもたき」という風習があります。一説によると宇和島藩の藩祖は,伊達政宗の長男の伊達秀宗で,大坂冬の陣の後,宮城県から宇和島の地にかなりの数の奥州人が流入した歴史があり、当時、製銃が盛んだった大洲藩宇和島藩の伊予筒と言われた火縄銃と仙台藩が持っていた仙台筒と言われる火縄銃とが酷似していたりと文化的に仙台との共通性を感じさせるものがあります。

【高知県について】

四国で唯一、本州と橋でつながっておらず、他3県と四国山地という山脈で隔てられているので独特の文化や風習、方言、県民性があると思います。四国の各県民がどの近県を見ているかという小ばなしで愛媛県民は、東九州、山口、広島を見ている、香川県民は岡山を見て、徳島県民は関西を見ている、高知県民は、アメリカを見ていて東京を目指しているといわれ、実際、桂浜に立つ坂本龍馬像は、アメリカの方向を向いていると言われています。それほどスケールが大きく、先見の明がある人物が誕生しやすい土地柄なのかもしれません、坂本龍馬、中岡慎太郎、岩崎弥太郎、板垣退助などの偉人を輩出しています、頑固おやじの有名な県で青森の「津軽じょっぱり」熊本の「肥後もっこす」高知の「いごっ「そう」は日本三大頑固おやじとよばれています。また高知県民は「熱し易く冷めやすい」「一途なくせに、「浮気好き」と言われます、ある意味情熱的なのかもしれません、離婚率は、全国1位、2位の沖縄は定番になっています。「別れの県民性」というアンケートで面白い記事がありました、「交際相手とのケンカの際、「相手が折れる」の全体トップ10には、高知県(1位)徳島県(3位)、愛媛県(8位)の四国3県がランクイン、女性ランキングを見てもこの3県がランクインしています。特に高知の女性は、一本気で男性を手玉に取る、「はちきん」という気性を持ち、高知の女性とケンカをしたら先に謝るほうが得策のようです。一方「自分が折れる」のランキングを見ると、首位の福岡県は男女ともにトップです。2位は、情に熱く人間関係を大切にする青森、根が真面目な富山と続いています。交際相手と別れたあと、すぐ切り替えができるランキングでは、バイタリティ溢れる大阪府が全体トップ、「未練が残る」ランキングで全体1位の宮崎県は、特に女性陣が未練を残す傾向にあります。宮崎美人は恋愛にも積極的といわれますが、別れの局面では未練たらたらなのでしょうか?一方、男性部門の1位は愛知県、見栄っ張りな県民気質なのでフラれた自分を受け入れられず、未練を残す傾向があるのかもしれません。行楽日和の過ごしやすい季節になりました、ぜひ四国に遊びに来てください。

孫子老太郎


#2024年春号